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2013年05月19日

怒る

先日、「脳男」という本を読みました。

感情を持たない"鈴木一郎"という男が主人公の小説です。

常に礼儀正しく、知性に溢れ、その完璧さ(障害の部分を除いて)、そして背負った宿命の悲しさが彼の魅力を増します。


映画化もされています。
生田斗真さんが演じる鈴木一郎は、さぞカッコいい事でしょうね(*´Д`*)
いつか観てみたいと思います。






感情を持たないとまではいかなくとも
「怒りの感情を持たない」
という知人がいました。

10年以上前の事です。


誰に何を言われても腹が立たないらしく、さらりと受け流せるので、人間関係も良好でした。


私はそんな彼女の事を羨ましいと思っていたのですが、最近は、それほどでもないなと思うようになりました。


彼女は時々、本当に時々なのですが、ひどい悪態をついたり、失礼な言動をしました。


一生懸命生きてきた人の人生を全否定するような、ひどい言葉です。


しかし本人に悪気はなく、飽くまで冗談の延長なのです。



自分に怒りの感情がない為、人が怒るポイントもわからなかったのではないかと思います。


普段は害はなく、非礼も時々だった為、波風が起こったとしても小さな物で、諍いになる事もなく、彼女は変わらず良好な人間関係を維持していました。


一見幸せそうな彼女でしたが、

「知っていて当然の事を知らない」=「何かが欠けている」

は、本当は悲しい事なのではないかと。「脳男」を読んで彼女を思い出しました。



脳男は確かに格好良かったですが、それは物語の中の事だからです。




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Posted by 来佳 at 07:05│Comments(0)徒然
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